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終戦記念日です。
全国で戦没者追悼記念式が行われました。
ついでに言うなれば小泉純一郎総理大臣最期の靖国参拝も。

正午に黙祷して、今日この日のためにとって置いた
『THE WINDS OF GOD ~零のかなたへ~』(1995年:松竹)
を試聴。

う~ん 舞台の方が面白いかも知れない…。
(脚本しか読んだことありませんが)


この作品のいいところは
「戦争反対!ラブアンドピース!!」と言うような
軽くて薄っぺらいコンセプトの下に作られていないところだと思います。

犠牲の上に成り立った平和を甘受し
それを笑いのネタにする若者が
いきなり第二次世界大戦のまっただ中に放り込まれてしまう。
しかも「特攻隊員」として。

タイム・スリップという非現実的な設定のもとに物語は進んでいきますが、
そこに描かれる登場人物達の心情が本当に秀逸なのです。
ただ「歴史に翻弄された」だけの若者達を描いただけなのですが、
冒頭と終劇近くの主人公の静かな「変化」は、
生々しい迫力があります。

昨年も書きましたが、
戦争には正義はありません。
ただ悲しみがあるばかりです。

わたくし自身は反戦デモに参加する気合いも
平和運動に連なる根性もありませんが、
過去確かにあった悲しみと傷跡だけは覚えておきます。

不勉強なモノですから、その政治的背景や思想体系や
資金システムがわからない「平和団体」に素直に賛同できません。
(調べりゃいいんですけどね)
アクティブな平和運動は出来ませんが、
「戦争には、ただ、悲しみしかない」という理念に基づいた行動は出来ます。

今は、それしか出来ません。

同じ事を何年も何年も言い続けていますが、
個人的に出来る誓いはこれだけです。



…しかし午前中に観せられた『SAW2』は怖かった…。
珍しく1作目より2作目の方が面白い映画だったのですが、
でも決して好んで観る映画ではないので怖かった…。
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