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今日は長崎原爆忌です。













一昨日の記事ですが。
米従軍カメラマン撮影-「グラウンド・ゼロ」

15日まで長崎県美術館で公開中。
メインの企画展は「ロバート・キャパ展」のようですね。
キャパ展の方には、「グラウンド・ゼロ」撮影者ジョー=オダネル氏の
「被爆した幼子を背負う長崎の少年―1945年」のオリジナルプリントが
特別出展されているそうです。

めっきり博物館への足が遠のいておりまして、
6日に紹介した「明日の神話」もまだ実物にあったことがありません。
「明日の神話」には、いつかきっと会いに行きたいと思っています。
そしてまた、ジョー=オダネル氏の写真も、
機会があれば、いつかちゃんと見たいと思っています。
が。
今回の展覧会も諸々の折り合いが付かず断念です。ショボン。


なんでオダネル氏の写真をちゃんと見てみたいのか、
といいますと。


第二次世界大戦終戦のとき、日本の敗戦・米国の勝利の知らせを聞いて
「ざま見ろJャップ」と叫んだという人間が、
従軍カメラマンとして米国政府の命令を受けて
7ヶ月間にわたり終戦直後の広島・長崎を渡り歩いたのち、
撮影したフィルムを米軍の検閲から護ろうと考えるに到った

という逸話を聞きまして、
その心境の変化はなぜおこったのだろう?
と言う素朴な疑問から、
研究書とか読む前に、オダネル氏の見た/撮影した「原爆」を見てみたい、
と、思うようになったのです。

なので、絶版のの「トランクの中の日本」も未読です。
「生の写真を見たい」と生意気を言っている間に絶版です。
早めに読んでおけば良かったな… 絶版か…。


もうひとつ、「トランクの中の日本」の写真を、
「生で見たい!」と思ってしまう理由があります。

それは、この写真集が、
在郷軍人の圧力により開催されないままに終わった写真展の誌上開催 だから です。


でも。

生の写真・作品を研究論文などを読む前に見たい気持ちはあるのですが、
そう言う意固地を通していると、
世界の中に、「原爆」(…だけでなく)へ対する意識・意見に
どのようなものがあるのか
聞こえなくなってしまうので、
時間が出来たら、少しずつ繙いていこうと思います。
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