【８月だから】広島原爆忌と原発

YOMIURI ONLINE
６１回目の広島原爆忌迎える

今日は広島原爆忌です。
あの日、あの時からもう半世紀と11年の年月が経ってしまいました。
歴史家や戦争体験者が「日本人の戦争の記憶の風化」を懸念するのも
無理からぬことです。

しかし、わたしは
「いま勃発している/いまにも勃発しそうな
　紛争/問題に無関心な日本人」　に、
最も不安を覚えます。

とはいっても、個人で出来ることと言えば、
わたしはその問題について勉強したりするしかないので
（どこぞに投書するなりデモに参加するなりという行動を起こすにしても
　「どうすれば効果的か」という所まで考えたいし、
　出来る限りその意思表示の方法にもこだわりたいから
　思考するために学びたいのです。
　そして、出来れば、宗教的なしがらみのないやりかたをしたいので。）
今日も少しずつ勉強する日々です。


さて、原爆忌の今日は「いま起こっている問題」の一つとして、
「原子力発電」についてのお勉強です。


青森県六ヶ所村核燃料再処理施設問題

高レベル放射性廃棄物　ートイレなきマンション
（「原子力教育を考える会」内）

反対意見ばかりでも不公平なので

日立原子力情報

文部科学省 原子力・放射性物質の安全確保


「核は危険。でもすっごいエネルギー源になる。」
「平和的に利用しない手はないよ！」
「廃棄物処理の方法はもうちょっと後で考えるよ。」

…というのが現状？

「放射性物質は元々地球上にあったんだから平気だ。」
という意見もあるようですが、
じゃあどうして原子力発電所は人口密集地域にないんだろう？
電力を大量に消費する場所から遙かに離れた所で発電して
長距離の送電線をひく方がコストもかかるのでは？

と思ったので調べてみました。

「実は微量に漏れちゃっているんです」

・・・・・・やっぱり危険なんじゃないですかー！！


そうですよねー。
風力とか太陽熱とか、各電力会社の
「原発」に代わる「クリーンな発電施設」のアピールが
最近目立ってるように思います。

それはやはり、「原子力は危険」という認識があるからこそなのでしょう。
将来的に枯渇する石油での火力発電が出来なくなる、
というのも発電方法の切り替えの理由なのでしょうけれど…。

…ということは、クリーンエネルギー供給の将来は
拓けつつあるのでしょうか？
そうだとうれしいですね。
わたし個人は研究開発できないので、
そうであることを祈るばかりです。

じゃあ、あとはやはり、核廃棄物処理問題ですね。
これも研究開発できないので（出来ないづくし…）
「嫌です」「悲しいです」という意思表示するしかないのですが、
そういう「声」が世の中を動かす力の一つになるのではないかな、
…と、考えます。