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ゲド戦記』の予告は逃げ切って金曜ロードショー『ハウルの動く城』を観ました。

わたしはこの作品をひそかに「おかっぱ映画」と呼んでいます。
主人公もヒロインもサブキャラもモブキャラすらもおかっぱだ!!
宮崎御大がおかっぱスキーなのは知っていましたが
なにもここまでよくぞここまで…。

え? うんまあわりと好きな部類な作品です。
「ふたりのためにせかいはあるの」という恋人たちのエゴを見事に描ききっていて潔いと思います。


さて、不安がいっぱい『ゲド戦記』。
「勝てない喧嘩はしない」のが信条の太陽グループさばさば組のチータなわたくしですが、
今年すでに数度の負けると解っている戦を経験済み&続行中なので、
死地に赴くつもりで鑑賞予定です。
最終刊の覚悟のススメです。
けれども「名作を大切にしない奴なんて大っ嫌いだ!!」と吐き捨てたりしています。
なあ? Sさんよお?
おちこんだりもしたけれどわたしはげんきです。


『ゲド~』の口直しに… と思っていた
パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト』は
弟の馳夫に拉致られて明日観に行くことになりました。
楽しいと解っている映画なのでゆっくりじっくり楽しんでこようと思います。
しかし公式のアオリがどこかの基礎化粧品部門のようだね。



…凹んでいるときは日記を量産するわたくしなのでした。
ウン、これが「不安」が動力源の多弁ってヤツです。
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無題
あきらくんも見てたのね。
ねえねえ、ソフィーが何で家壊したか、教えて?
解らんとです・・・。

げど戦記は、駿監督じゃないんだね。最近知ったよ。
スタッフは同じだろうから、たいそう期待してますが、
君の話は古文書のようで、楽しみなのか不安なのか図りかね。。
いい映画だといいね。
リンダ 2006/07/22(Sat)16:21:51 編集
クラッシャーソフィー
> りんださん
>ねえねえ、ソフィーが何で家壊したか、教えて?

ん~とね~。
『ハウル』については原作にノータッチの上に
「謎本」や解体新書の類を読んだことがないので、
わたしも宮崎駿パパの本意は知らないし分かりません。
ので、一個人の解釈としてきいてくださいな~。

くだんのシーンのちょっと前に、ソフィーは
「あの人は弱虫のままでいいの」と言っています。
懸命に「ソフィーの王子様」であろうとするあまりに
「戦いに駆られる」ハウルを止めようと大暴れしたら
家が壊れちゃった、ってだけの事じゃないかと。
臆病なのにかっこつけたがり屋さんであるが故に己の周囲を魔法で固めて自分自身を呪縛してしまったハウルの魔法を解く=その魔力の大部分の源であるカルシファーとの契約を無効にさせるための行動(カルシファーを暖炉から(一時)移動させてしまう)を取った、
…のではないのかな~、と おもうですよ。



>げど戦記は、駿監督じゃないんだね。最近知ったよ。
ジブリがゴロー監督でゲド戦記製作の経緯につきましては…某氏のスタンドプレイに対する怒りと呪いがプラスされる分、語り出すと長くなるのです…。
ジブリ作品は大好きなのですが、今回に関しましてはもう…言葉が見つからんのですよ!!自分の感情をどう現せばよいのか!!
倒置法で怒らずにはおれないほどの憎しみを抱いてしまっていると言ってもいいです。
取り乱してスミマセン。

…ホント、映画化までの持って行き方はどうであれ、
いい映画になってくれると… いい かな…。(T口T)

【2006/07/22 23:32】
私の解釈
ソフィーが家を壊したわけ。
原作は読んだけど映画とかけ離れているので、結局私も映画そのものしか情報がない状態で考えたことがあるのです。
あきらさんと解釈が違ったよ〜。面白いね!

私はね、「守るものが出来たんだ、君だ」と、ハウルが戦いに出て行ったことと、荒れ地の魔女の「カルちゃんの魔法が弱まってるから窓は開けない方がいいねえ」が、キーワードかと思ってたですよ。


ハウルには、守護の魔法をかけまくってあり、家族が逃げ帰れる巣である「家=城」が重要なんだけど、ソフィーには、ハウルの守護の魔法で逆に存在が目立つ「家=城」があると家族(ハウル)が危険な目に遭うからいらない。ソフィーにとって重要なのは家族だから。
だからソフィーは、サリマンに気づかれている「弱点=自分=家=城」の、捜索の目印であるハウルの気配を消すために家を壊した。
けれどハウルに「もう家は守らなくていい、家族だけで身軽に、戦わないで逃げよう」と告げに行くためには戦場までの移動手段が必要なので、サリマンが探しているハウルの気配ではない、自分の捧げもので城を再構築した。


という流れかと。
わかりにくい文章になっちゃってすみません。

カルシファーとハウルの契約は、荒れ地の魔女が「ハウルの心臓があるのかい!」と言うまで、どんくさいソフィーにはわからなかったんじゃないかなあ。


私は、映画だけの情報で考えた場合、どうしてハウルに心臓を返してもカルシファーを生き延びさせることが「ソフィーなら」できるのか、が一番釈然としないですわ〜。
原作ではソフィー側の重要ポイントとして描かれていることなので、すっ飛ばされているのが謎。台詞を三つくらい足せば説明できそうなものなのに。
あと、どうして少年ハウルが流れ星のために心臓をあげちゃうか、が、映画ではわかんないよね……。

ハウルの動く城は、「家族」を描くのには成功していると思うんだけど、もうちょっと映画全体のストーリーのスジの通し方とかについても考えて欲しかったわん。

口出しごめんなすって。
トラジマのミーめ(仮称) 2006/07/26(Wed)01:51:50 編集
Re:私の解釈
> トラジマのミーめ(仮称)さん

ほほう~。原作の方が未読なので、
「魔法使いハウル」シリーズが語ろうとしているテーマはわかりませんが、
確かにジブリの『ハウル~』は「新しい家族の物語」ですね。

「説明不足」な点、きになりますなります!!
アレは意図的に「説明すること」を「放棄」したんじゃないか?
と 勘ぐらずにはおられないほど気になります。

わたしは、ソフィーの父について描かれなかった分、
余計にソフィーに「父」という「影」を覚えましたよ~。
ソフィーについてばかり語りますが(…)、
映画の彼女は「言霊」も操っているように思えます。
過去の時間において、「ハウルとカルシファーの名を呼んで」その契約を成り立たせたのは彼女ではなかったのか…?
だから、「彼女だからこそ」ハウルとカルシファーの契約を無効に出来るキーパーソンということになるのでは?
…などなど、色々想像することが出来るのは面白いと思います。

映画を観て原作を読もうという気にはなれなかったけど、
別方面からちょくちょくオススメされる「魔法使いハウルシリーズ」。
「あきらくんが好きそうな本」なのかな?
「ハウル~」も、先に原作を読んでいたら
ムキムキ怒ることになっていたかも知れないです~。

りんださんは謎解きできた?
【2006/07/28 08:46】
無題
ほ。
なるほどねー。
色々教えていただいて、ありがとうございます。
あの辺りの展開は、ばたばたっとしてて、いつの間にか
家が壊れているので、なんだろうと思ってました。

やっぱり筋あらかったのか・・、
守るものの、リセット、なんですね。
男の子って勘違いで突っ走るから、正気に戻すには多少荒っぽいこと
しないとね、って感じでしょうか。

いきさつはどうあれ、ゲド いい作品に上がってるといいですね。
リンダ 2006/07/26(Wed)22:14:59 編集
そっすね~
> りんださん

大丈夫。愛があれば多少の荒事は人生の調味料。
脚本改変にも原作に対する敬愛があれば…いいな…。

ゲド戦記、「お仕事しました」っていうやっつけ作品にだけはなってほしくないなー。
映画作品として面白ければ御の字です。 なむなむ(-人-)。
【2006/07/28 08:43】
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