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文庫本という形のフリーペーパー「ゲドを読む。」
Lーソンで入手してきました。
ゲドを読む。

入手先のLーソンでは、黒、赤、黄、青の4色がありました。
表紙の色はゲド(黒)か、テルー(黄)か、アイリアン(赤)か。
多いに迷いましたが、アースシーの青にしました。

↑表紙の色についてこんなことを言っていますが、
私が勝手にそう言っているだけです。
公式なデザインの意図は不明ですので悪しからずご了承下さい。
妄想ついでにピンクはアレンと呼ぶといいとおもってみる。



さて。

Gブリ版ゲド戦記に対しては、もう、
「生まれた子に罪はない」 としか言えませんが、
(そしてこのセリフは近々にまた呟くことになりそうなんだボン…)
このフリーペーパーはオススメです。

「『ゲド戦記』の愉しみ方」
「ゲド戦記の中の心に染みる言葉」
「いくつかの重要な『ゲド戦記』論」
…の3部構成。

中沢新一氏による「『ゲド戦記』の愉しみ方」は、
「現代の古典」と呼ばれる「ゲド戦記」(原作)を
深く読み解く指南書としても読めます。


「ゲド戦記の中の心に染みる言葉」
全6巻の原作からちいさな文章を抜粋したもの。
何故これら文が抜粋されたのか。
そこに何らかの意図を感じずにはおられないのですが…。

それは、私が汚れっちまったからでしょうか。
作り笑いで生きることの素晴らしさに
大分慣れてしまったからでしょうか。

原作の物語の中でこの文章を読むと、
また、違った(正しい?)意味が読み取れます。


「いくつかの重要な『ゲド戦記』論」
ええとこれは…「文化人数名によるGブリ版のフォロー」?
対談は河合隼雄さんがゴローちゃんを分析しているようにも読めました。

「Gブリ版」をそれ単体として「個」と認め、
読み解こうとされています。
みなさんほんと…
ほんとにんげんが好く出来ていらっしゃいます。
(褒めてます)



もし、
「原作を読むのめんどくさいから
 映画(US版含む)を観ようかな~」
という人が私の目の前にいたとします。

昨日までの私だったら、
きっと必死の思いで止めた事でしょう。

でも、今日からは、
「観終わったらこのフリーペーパー文庫を読んでください」と、
そっと呼びかけてみようと思います。
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